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5年目企画「戯曲年間」vol.1「父と暮せば」


【概要】

2020年、「5年目に入ったので1年間で5本公演やろう」と思いつき始まった年間企画の第1弾。 時勢により4話構成の映像作品に。

【あらすじ】

昭和23年の広島。
美津江のもとに、原爆で亡くなったはずの父・竹造が現れた。
同じころ、美津江の勤め先である図書館に木下と名乗る青年がやってくる。
原爆を生き残ってしまったことへの罪悪感から、木下への好意をごまかそうとする美津江に、竹造は「恋の応援団長」としてあれやこれやと画策するが……。

【脚本】

井上ひさし

【演出】

中野志保

【出演】

村田友紀
堀池英二

【基本情報】

2020年8月 YouTubeにて配信
https://youtu.be/KcdKALRLEE8

2020年、「5年目に入ったので1年間で5本公演やろう」と思いつき始まった年間企画「戯曲年間」。
プロの戯曲5本を、メンバーを変えて年中、山口市内各所で作り続けます。
井上ひさし作「父と暮せば」は第1弾。
生舞台で行う予定でしたが、時勢により4話構成の映像作品に初挑戦。
最終話を生配信でお届けします。

【井上ひさし】
1934年11月16日、山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に、父修吉、母マスの次男として生まれる。本名は廈。
1964年、NHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆(共作)。その後、五年間におよぶ。
1984年、こまつ座を旗揚げ。旗揚げ公演の『頭痛肩こり樋口一葉』から以降、2009年の『組曲虐殺』まで、こまつ座のために共催を含めて25作品を執筆した。
戯曲『父と暮せば』『ムサシ』『化粧』『藪原検校』などは海外公演でも高い評価を得ており、『父と暮せば』は、英語、ドイツ語、イタリア語、中国語、ロシア語、フランス語で対訳本が刊行されている。
国鉄民営化、コメ問題、平和と憲法についてなど、社会的な発言も多く、『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』『ボローニャ紀行』など作品も幅広い分野におよんでいる。
「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長、また多くの文学賞の選考委員を務めた。
2010年4月9日、75歳で死去。
(井上ひさし公式サイトより抜粋。https://www.inouehisashi.jp/)

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