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ピコに届いたメッセージを一部抜粋してご紹介いたします。本当は出演者と共に動画で。。
と思っておりましたが、ご時世柄、断念しテキストで。
送ってくださった皆様、ありがとうございました。


Q

Q.ひとりの時間が続いて外からの情報にうとくなってしまって、配信の2日前にやっとこ5周年企画知りました。みなさんお元気そうでなによりです。今年はたのしみにしてた舞台が延期になって、OGとしてひやかしにいく場もなく、こうして演劇と山口から離れてしまうのだろうかと思っていたのですが、ピコさんのおかげで観客としてもう少しつながってられそうだなあと思います。やっと梅雨も明けまして、そちらはとっっっても暑くなっていると思いますので、みなさんご自愛ください【配信前・yamada様】

A

A.ありがとうございます。なかなか終わりそうにないwithout生舞台生活ですが、離れた知人に送れたり、好きな時間・場所で観ることができるのは配信の良いところです。小さな力ですが、ピコも何某かのつながりを保てるよう、のんびり活動を続けてまいります。【演出・中野】


Q

Q.「父と暮せば」(父と暮らせば)は、赤れんがで佐々木梅治さんの一人芝居を、他会場で人形劇団むすび座の人形劇を、観ました。有名な作品で、以前公演された「少女と老女のポルカ」も観させていただき、今回もとても楽しみにしています!【配信前・yamamoto様】

A

A.ありがとうございます。竹造役の堀池です。正直、生の舞台でやりたかったという気持ちもいまだにあります。それでも、このご時世になんとか形にできてよかったと思っています。
なんだかんだと、さんざん役者と演出の中野さんとで話し合いました。けっきょく、我々のような若造の団体です。もはや戦争の当事者でない我々が、もはや当事者でない観客の方々になにを伝えることができるのか、どう伝えることができるのか。お見苦しい点も多々あったかと思います。それでも、昨日よりもひとの生き死にを身近に感じていただけたなら嬉しい限りです。【竹造役・堀池】


Q

Q.屋外での演劇・撮影でしたが、虫対策はどうされたんですか? 蚊に刺されているのではないかと、一番に心配しました。【配信後・安全防止様】

A

A.驚くことに、私は1つも蚊に刺されませんでした!スタッフさんが対策してくれたのもありますが、もしかしたらおとったんが全て受けてくれたのではないかと…。
虫嫌いなので、撮影外は素早く虫から距離をとっていました。撮影中は虫が寄って来ない事をひたすら願っていました。無事に願いが通じて良かったです。【美津江役・村田】

夏も本格的に始まってきて、虫もワイワイ騒いでおりました。第4話の映像にも、虫さんが横切るのが映っていたり……虫嫌いの村田さん(美津江役)には相当耐えてもらいました。ごめんね。
神社裏手の林で撮影した時は、蚊取り線香を焚いていました。あとは女性スタッフ持参の虫よけスプレーをしたり。でも結局何人か犠牲になりましたね。【演出・中野】


Q

Q.配信日から遅れての質問で失礼致します。動画を見させてもらいました。ありがとうございました。
今回、役者はオーディションされたのですか?それとも、演出さんが呼んだのでしょうか?呼んだ場合は、どんな点で選んだのか、演出さんからの視点を教えて頂けると嬉しいです。

A

A.今回は、私から声を掛けました。いくつか理由があって、ひとつには2人の役者の組み合わせです。村田さんは「受け」を詰めていく役者さん。堀池さんは「自分から他者」を考える役者さんと思っています。共通しているのは、主観と客観を併せ持って自分を見ることができるところ。演技自体はタイプの違う2人ですが、そういう「ズレ」と「重なり」が面白そうだと思い、声を掛けました。

芝居を作るメンバーというのは、サンドイッチの具材みたいなものです。脚本と、役者と、演出、スタッフ。味や食感、彩りとか、「パンに塗って水分を防ぐバター」とか、「隠し味のからし」とか、それぞれ役割があって、最終的に美味しいサンドイッチになる、みたいな……。どうやったら美味しくなるか、それぞれが考えるのもまた、芝居作りの楽しみなのかなと思います。差し当って「父と暮せば」は「焼きトマトと蓮根チップス、鶏ハムのわさび醤油マヨサンド」って感じでしょうか。

そういえば今年の「戯曲年間」は全作品指名制ですね……サンドイッチミックスパックです。【演出・中野】